東海地方を中心に実際に訪れた場所の記録。近いのに知らなかった穴場スポットや癒しスポットなど散策にぴったりな場所をご紹介。

道の駅「明宝 磨墨の里」/磨墨の里公園


岐阜県郡上市明宝(めいほう)にある「道の駅明宝 磨墨(するすみ)の里」に行ってきました。
飛騨高山と郡上八幡をつなぐ「飛騨せせらぎ街道」(国道472号線)にあります。
明宝ハムやウィンナーなどの名産品も多く取り揃えるお土産売り場や、レストラン、売店も充実しており、隣接する公園まであるのでとても人気のある道の駅です。飛騨高山や郡上八幡へ向かう通過点としてではなく、ここを目的に訪れる人も多いのだとか。
観光パンフレットなどが置いてある案内所もあるため、情報収集にもとても便利な道の駅です。

目次

名馬磨墨之像について


こちらの道の駅の駐車場の入口には、シンボル的な存在を放っている「名馬磨墨之像」があります。

名馬磨墨之像

この磨墨(するすみ)とは、平安末期~鎌倉時代の武将・梶原景季(かげすえ)の愛馬のことで、源頼朝が梶原景季に与えた馬と言われています。宇治川の合戦において先陣争いをしたことで有名です。この磨墨の生誕地と言われているのが郡上市明宝気良です。
主役は馬のほうであって、騎馬像にもなり道の駅の名称にもなっているとは驚きです。

磨墨の里公園

そしてこちらの道の駅は、隣接する「磨墨の里公園」もあり散策にぴったりです。

磨墨の里公園
磨墨の里公園


私が訪れたのは10月下旬。紅葉には少し早いかな、といった感じでしょうか・・・。それとも今年(2023年)の猛暑で紅葉する前に散ってしまった木もあるような感じでした。

通常の紅葉の見頃は、11月上旬頃のようです。

伝説の木「耳柿」

園内には、明宝の伝説の木「耳柿(みみがき)」があります。
ちょうど実を付けていました。

耳柿の木

この柿の実は、ヘタの部分に小さな突起があり、それがあたかも柿の木の耳に見えることから耳柿と言われているそうです。

耳柿の木 説明

原木のある寒水地区では、昔からの言い伝えがあるそうです。

原木のある場所の近くに尼寺があり、人々が尼僧の読経に耳を傾けていると尼僧の見知らぬ男がいました。寺から去る男を追い何度か声を掛けましたが、耳が不自由らしく男は柿の木の所で姿が見えなくなりました。そこで尼僧は「これは柿の木の主が、人の姿を借りて御仏にすがろうとしているに違いない。耳が聞こえないのは気の毒である。」と思い、尼僧は一心不乱に御仏に祈りました。
すると、その秋から柿の実に小さな耳が付き、以来男は寺に現れなくなりました。その柿の木のことをその後「耳柿」と呼ぶようになったそうです。

なるほど・・・知ると面白いですね!

吉田川

磨墨の里公園 河原

公園の奥から河原に下りることができます。吉田川です。

磨墨の里公園 河原

夏には、水遊びができる場所としても有名なようです。

磨墨の里公園 河原

エメラルドグリーンで綺麗な水です。ゆっくりと散策、とても癒されました。

今回は紅葉の時期でしたが、新緑の季節なども素敵だろうなと思います。

同じく「せせらぎ街道」沿いにある「道の駅・パスカル清見」も、同じ日に楽しめる距離ですのでぜひ寄ってみてください。どちらも散策にぴったりです♪

道の駅「明宝 磨墨の里」

〒501-4301
岐阜県郡上市明宝大谷1015
℡0575-87-2395
営業時間:9:00~18:00

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