東海地方を中心に実際に訪れた場所の記録。近いのに知らなかった穴場スポットや癒しスポットなど散策にぴったりな場所をご紹介。

今日は「冬至」

今日12月22日(水)は、二十四節気でいう「冬至」の日です。
冬至の日に、かぼちゃを食べ、ゆず湯に入るというのは、あまりに有名ですね。
私も子供のころから、何故かはよく知らなくても、冬至にかぼちゃと柚子はお決まりのように過ごしてきたような気がします。

目次

「冬至」とは

1年で昼間の長さ(日の出から日の入りまで)が最も短くなる日とされています。
まさにそうですね!最近、夕方4時半も過ぎればあっという間に日が暮れて、5時を過ぎるともう真っ暗で・・・。
1日がとても短く感じます。

しかし、この冬至を境に徐々に日照時間が延びていきます。太陽が生まれ変わり運気も上昇していくと考えられたことから、陰の気から陽の気に向かう折り返し地点と位置づけられ、「一陽来復(いちようらいふく)」ともいわれています。

明日から日が少しずつ長くなると思うととても嬉しいですが、1月下旬の「大寒」が1年で最も寒いとされているので、これからもっと寒くなるんでしょうね・・・。

冬至にかぼちゃを食べる理由

いろいろ説があるようですが、

  1. かぼちゃは「南瓜」とも言う。その昔、南国カンボジアを経て日本に渡って来た野菜で、太陽の光をたくさん浴びて育った野菜と言われている。常温でも比較的長期保存できるかぼちゃは冬にも食べることができるため、冬至にかぼちゃを食べる習慣につながったのではないかと言われている。
  2. かぼちゃは栄養豊富なため、冬至に食べると「風邪をひかない」と伝えられてきた。
    実際、かぼちゃにはビタミンA・C・Eやミネラル、食物繊維などの栄養が豊富です。
かぼちゃ
栄養豊富なかぼちゃ

冬至にゆず湯に入る理由

こちらもいくつかの説があるようですが、

  1. 江戸時代の銭湯から始まったと言われている。というのは・・・
    「湯治」=「冬至」の語呂合わせから。
    「柚子」=「融通」に置き換えて「湯治で融通をよく」との語呂合わせから、ゆず湯に入るようになったといわれている。
  2. 柚子は香りが強く、「邪気を払う」目的で使用されるようになったといわれている。
    お湯につかること自体「邪気を払う」意味もあるが、さらに柚子で効果をアップさせたとのこと。
    他にも、柚子には風邪予防に効果的なビタミンCや保湿効果、血流改善を促す成分が含まれていることも理由のようです。
柚子

日本の風習、知れば知るほど面白いですね。
今日は私も、ありきたりですが「かぼちゃの煮物」を作り、「ゆず湯」に入ります!

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